【技適】無線機能付きの製品を購入するときの注意点!購入したBluetoothスピーカーに技適マークがなくて困った話

周辺機器
11 /07 2018
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ラベル1枚貼り忘れてあるだけで使えないとは…


01. 無線機能付きの製品


パソコン、プリンター、スマホ、ルーター、スピーカー、イヤホンなど、近年私たちの身近には無線機能の付いた製品が多くなりました。値段も手頃で購入もネットから誰でも簡単にできるようになり、無線機器のない家庭の方が珍しくなっています。

ですが、無線機能の付いた製品を購入する場合には注意が必要です。そこで今回は私が無線機能付き「Bluetoothスピーカー」を購入し面倒だったときのことを紹介します。

02. 無線機能付きの製品には「技適」が必要


日本国内で無線機能付きの製品を使用するには「技適」が取得されている必要があります。技適とは「技術基準適合証明」または「技術基準適合認定」の略称になります。

03. なぜ無線機器に技適が必要なのか



・無線の使用には本来免許が必要
誰でも好き勝手に無線電波を飛ばせるようになってしまうと、防災無線など重要な無線通信を妨害してしまう恐れがあります。そのため無線を免許制にすることで有害な電波使用を抑制しています。


・技適で無線の利便性を向上
スマホなどの通信機器も無線で電波を飛ばしているため、本来使用には無線免許が必要だと言えます。そこで技適で無線機器自体に無線の使用を認めることで、無線免許を持っていない私たち一般人でも、スマホなどの便利な無線機器を使用することができるようになっています。


04. 技適を証明する技適マーク


技適を取得された製品には基本的に「外箱(パッケージ)・取扱説明書・製品本体」のどこかに「技適マーク」が備わっています。スマホの場合は設定画面などから技適マークを確認できるものもあります。

05. 購入したBluetoothスピーカーに技適マークが確認できない


最近スマホを購入したので「Bluetoothスピーカー」も欲しいと思いネット通販で購入しまいた。商品の説明文に「技適認証済みで安心して使用できます」という記述があったので早速購入しました。

ところが、商品が届いて確認してみると外箱・取扱説明書・製品本体のどこにも技適マークが確認できませんでした

06. 販売元に問い合わせ


購入したBluetoothスピーカーは「技適認証済み」とのことですが、技適マークが確認できず不安になり販売元にメールで問い合わせしてみました。

販売元からの返信で購入したBluetoothスピーカーの「技適認証番号」と、「技適証明書類」の写真の一部を添付していただき確認することができました。

07. 技適マークが確認できず再度問い合わせ


購入したBluetoothスピーカーの技適認証が問い合わせで確認できましたが、技適マークがないのがどうしても気になりました。そこでネットで少し調べてみると、技適認証済みでも技適マークは必要という情報を見つけ再度販売元へ問い合わせしてみました。

すると製造元と販売元の確認ミスで技適マークのラベルを貼り忘れたことが判明しました。

08. 技適マークの確認できるスピーカーと交換


購入したBluetoothスピーカーは技適認証済みで機能的には問題ありませんが、技適マークがない以上ルール上は使用することに問題がある可能性があります

そのため技適マークの確認できる別のBluetoothスピーカーと交換してもらえることになりました。

09. 無線機器購入の注意点まとめ



・技適認証済みか確認する
技適認証済みであるか確認し、できれば「技適認証番号」も販売元かメーカーで確認しておくと良いでしょう。


・技適マークがあるか確認する
技適認証済みの場合には外箱・取扱説明書・製品本体のどこかに技適マークがあるはずなのでしっかり確認してください。ネット通販の場合購入前に確認が困難のため、問い合わせをしてみると良いでしょう。また商品のレビューサイトなどを参考にしみてるのも良いかもしれません。


・技適マークが確認できない製品は使用を控える
技適未取得の製品は当然ですが、取得済みでも技適マークが確認できない場合にも使用を控えた方が無難でしょう。車の運転で例えるなら、技適未取得の無線機器を使用することは「無免許で車を運転」、技適取得済みだが技適マークが確認できない無線機器を使用することは「免許不携帯で車を運転」と捉えるとわかりやすいかもしれません。


・ 技術基準適合証明等を受けた機器の検索での注意
総務省 電波利用ホームページ」では技適を取得した製品を検索することができます。技適の確認に便利ではありますが、とくに海外で技適を取得された製品などは検索結果に反映されるまで時間が掛かるようです。技適取得済みの製品でも検索しても出てこない可能性があるので、注意して利用した方が良さそうです。


・スマホの技適確認
とくに最近よく目にする格安のSIMフリースマートフォンは、購入前にメーカーや販売元に技適取得済みで技適マークがあるか確認しましょう。海外産のスマホの場合技適未取得の機種も多くあります。また日本でよく見かける有名な機種のスマホでも、輸入品などの場合には技適が取得されていないこともあるので注意です。スマホの場合設定画面から技適マークが確認できるものもあるため、気になるときは確認してみてください。また「総務省 電波利用ホームページ」で「 技術基準適合証明等を受けた機器の検索」をしてみるのもよいでしょう。前述の通り技適取得済みでも検索結果に出ない場合があるため注意です。


10. 最後に感想


技適マークのラベル1枚貼り忘れてあるだけで使用できないのはとても面倒だと思いました。ルールだから仕方ないと言われればそれまでですが、スマホやBluetooth関係についてはルールを緩和してもらいたいです。

東京オリンピックに向けて技適未取得の端末はネットに接続できなくする、などという噂もネットで見かけたことがあり、これ以上厳しくしてどうするのかと思いました。

とりあえず現在は現行のルールに従うしかないでしょう。技適マークの確認できる新しいBluetoothスピーカーは問題なく使用でき満足しています。とても便利な製品ですが、購入する際には「技適」の確認をくれぐれも忘れずに、十分に注意して購入してください